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ニューオリンズの米ツアーでマスクなし観戦！？　今後に不安の声も

25日に終了した米PGAツアーで唯一の公式チーム戦「チューリッヒ・クラシック・オブ・ニューオリンズ」は、マーク・リーシュマンとキャメロン・スミスのオーストラリア勢とルイ・ウーストハウゼンとチャール・シュワーツェルの南アフリカ組が熱戦。プレーオフにもつれ込むと、リーシュマンとスミス組が1ホール目で南ア勢を下し勝利した。
同大会には1日1万人の観客が入場。コースではファンが大いに盛り上がり大声援を送っていた。ルイジアナ州で行われるイベントで1万人が集まるのは、昨年3月の新型コロナウイルス感染拡大以来最大となっただけに、スポーツ好きのニューオリンズの人々にとっては待ち遠しいイベントだったのだろうが、好天に恵まれた大会はアルコールも入って大騒ぎするファンの姿もあった。
問題なのは、その多くの人がマスクをつけていなかったこと。本来大会要項ではコース内では屋外、屋内ともにマスクの着用が義務付けられていたのだが、残念ながら守られていなかった。
「最終組の戦いには多くのファンが集まり、多くのファンがマスクなし。ソーシャルディスタンスも守られず…。しかし、最も問題なのはそれが問題視されていないことだ」と一部の米ゴルフメディアは伝えている。今後も観客動員は続くだけに、不安の声が上がっている。（文・武川玲子＝米国在住）
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