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黄金世代は最強の寅年!?　ドンはもちろんあの人！【河本結の結一無二】

プロゴルファー・河本結。1年目のプロテストに出場せず大学進学、ステップ・アップ・ツアーで賞金女王、レギュラーツアー初年度で初優勝、そして米国参戦と、まさに唯一無二の経歴を歩んできている。そんな河本に「あなたにとって●●とは」という様々な質問をしてみた。今回は『黄金世代』について。
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先週のリゾートトラスト レディスから日本ツアーに復帰をしました。結果は42位タイでしたが、日本語が通じて、おいしい食事のある環境のありがたみを改めて感じました。競技委員さんを呼ぶことがあったのですが、そういった部分でも日本語でやり取りできるのでストレスを感じることがありませんでした。
そのリゾートトラスト レディスで優勝したのが、勝っちゃんこと勝みなみ。ご存じの通り私と同級生です。ということで、今週はそんな同級生のお話をしたいと思います。
私たちの世代は多くの選手が活躍していることもあって『黄金世代』と呼んでいただけることが多いです。そう言ってもらえることをどう感じているか聞かれることも多いのですが、私はとてもうれしいですね。例えばプロ野球でも松坂大輔選手をはじめとした松坂世代や田中将大選手をはじめとする世代は、そのスポーツのファンの方以外にも覚えてもらいやすく記憶に残る。それがすごくいいなと思います。
同じくよく聞かれるのが『なぜ強い選手が多いのか』。これについては分からないことも多いのですが、一つ思い当たるとすれば中学2年生のときに出させていただいた「マンシングウェアレディース東海クラシック」のときに諸見里しのぶさんと同じ組で回らせていただいたのですが、「寅年のなかでも何年かに一回すごく強い寅年があるんだよね。最強の寅年だね」って言われたことがあるんです。諸見里さんも寅年で、それがすごく記憶にありますね。なにか関係しているのかもしれません。
あとはよく言われるようにジュニア時代から戦ってきた子たちと今も一緒なので、普段はそれが普通になってしまっていますが、学年で1人とか2人とかしかいないよりは居心地がいいかもしれないですね。
私たちの世代はどんな世代かといえば…、一人一人に個性があって、みんなそれぞれの色がある。それが混じっているわけではなく、それぞれの色で輝いていると思いますね。私はどんな色かと言われると表しづらいのですが、大学に行ったりアメリカに行ったり同級生のなかでも多くのことを経験している。そんな色なのかな。
よく話すのはさく（小祝さくら）ですかね。しぶこ（渋野日向子）、なっさー（畑岡奈紗）はアメリカでよく話していました。あと英莉花（原）とはしゃべるというよりかはLINEしますね。
こないだとてもうれしかったのが、英莉花が自分が使っているかわいいスタンプをプレゼントしてくれたこと。アメリカに行ったときにPCRのやり方を教えてあげたら、「英莉花、頑張る」敵な感じで自分の名前が入るスタンプの私バージョンをプレゼントしてくれた。めっちゃ使っています（笑）。
去年みんなで集まる機会がありました。でも、そのときに何を話したかといえば…忘れちゃいました（笑）。そのくらいくだらない話をいっぱいしました。そのときに全員集めてくれたのが勝っちゃん。お店も予約してくれました。
勝っちゃんは黄金世代のドンです（笑）。たくさん情報持っているから、聞けば間違いない（笑）。一番ツアー歴が長くて先輩とかとも仲がいいですからね。黄金世代のママでもあります（笑）。
河本結にとって黄金世代は・・・
最高の戦友。この世代に生まれてよかった。
河本結（かわもと・ゆい）
1998年8月29日生まれ、愛媛県松山市出身、リコー所属。2018年のプロテストに合格し、ツアー本格参戦の19年3月に行われた「アクサレディス」で早々とツアー初優勝。20年にはアメリカツアーに参戦、LPGAドライブ・オン選手権で4位に入った。最終日に赤いウェアを着るタイガー・ウッズがあこがれの選手で、自身もそれをまねて最終日に赤いリボンを着用する。自身のYouTube『河本結ちゃんねる Yui Kawamoto』（https://www.youtube.com/channel/UCyCiKywhDYH1UlMDT378Ecg）でも様々な動画をアップ中！163cm・58kg。

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