<GMOインターネット・レディース サマンサタバサグローバルカップ 初日◇16日◇イーグルポイントゴルフクラブ(茨城県)◇6657ヤード・パー72>
先月まで東京五輪代表の座を争っていた渋野日向子と稲見萌寧が、この日同組でプレー。スタート前から仲良く会話をするなど、終始和気あいあいの雰囲気でのラウンドに渋野も「最後までスムーズに回れた。楽しかった」と笑顔で振り返った。
開幕前、稲見との組み合わせについて「今シーズンかなり勝ちまくっている。ゴルフで吸収できるところは参考にしたい」と話していた。そして実際に回ってみて感じたのは「ヘマをしないゴルフ」だということ。
「きょうも萌寧はノーボギーでしたが、落とすところがなさそうな感じでした。ドライバーも外してはいけない、狙えないところに外さない。アイアンで乗らなかったとしても、寄せやすい花道。そこからしっかりパーを獲る」
それだけではない。守備一辺倒というわけでもなく、メリハリが効いていることも感じ取る。「パー5でしっかり獲ってくる。きょうも2つバーディ。一方、私は1ボギーでバーディなし。差を感じましたね」。
米ツアー、特に海外メジャーでの経験を経て「マネジメントは特に大事」と感じたと渋野は言う。それができている後輩に大いに賛辞を贈った。
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