<AIG女子オープン 事前情報◇18日◇カーヌスティGL(スコットランド)◇6850ヤード・パー72>
今年最後の海外女子メジャー「AIG女子オープン」(全英)がまもなく開幕を迎える。舞台はスコットランドのカーヌスティGL。難関コースとして知られる名門リンクスだ。
日本勢は畑岡奈紗、渋野日向子、笹生優花、古江彩佳、原英莉花、青木瀬令奈、アマチュアの梶谷翼と7人が参戦。渋野の衝撃的な全英制覇から2年。今年はどんなドラマが生まれるのか。
2021年は笹生が「全米女子オープン」で畑岡とのプレーオフを制し優勝。梶谷は4月の「オーガスタ・ナショナル女子アマチュア」優勝の快挙を成し遂げた。古江は7月に行われた「アムンディ エビアン・チャンピオンシップ」で4位。その後、英国に渡り、隔離期間を経て初の全英に臨む。
開幕を前に、大会を放送するWOWOWのインタビューに答えた日本人選手の声をお届けする。
■古江彩佳 初出場
「エビアンが終わって、すぐにスコットランドに入って、10日間の隔離期間があったのでちょっと離れたところのアパートのようなところでじっとしていました(笑)。自重でできるようなトレーニングや腹筋をしていました。リンクスはこっちに来てから初めてです。やっぱり慣れてはいないので、風だったり、フェアウェイもすごく硬いので。キャディさんはこちらの人なので、コースの事を知っていると思うので、キャディさんと相談しながらラウンドしたいなと思います。目標スコアですか? イーブンで回れたらうれしいです(笑)」
■青木瀬令奈 初出場
「本当に日本と違うというか、リンクスっていうのもあるんですけど、すごく広々としていますし、あとは大会の設備だったりがとても整っているなと特に感じますね。やはり、ゴルフの聖地という感じで、みんながゴルフに対する熱い想いがあるというか、スタッフさんや現地の人でさえも、すごくゴルフに対して興味がある感じがします。来られるだけでもうれしいんですけど、経験と言っている歳でもないですし、しっかりとこの1回を生かせるように。コーチとも言っていたんですけど、予選通過、そして15位以内であれば、来年の出場権がもらえるということで、そこを目標にしていきたいなと思っています」
■梶谷翼 初出場
「2018年に出場したヨーロッパの試合のあとで2日間、全英オープンを見させてもらったことがあるんですけど、その時はやっぱり男子プロの方はうまいので難しそうに思わなかったんですけど、実際スコアとか見ていると『ああ、難しいんだな』って思ったり。また、回りたいなと思っていたコースを回ることができていてうれしいです。試合に出させてもらえることに感謝して、それを絶対に忘れないようにして、せっかく出させてもらったのでしっかり楽しみながらいろいろ勉強して経験もして、結果も自分のベストを尽くしていいものが出せるようにできたらと思います。がんばります」
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