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石川遼が挑戦する米下部ツアーQT 現在のシステムをおさらい

石川遼が再び米国を主戦場にすることを決意し、10月半ばの二次予選会にエントリー。来季の米下部ツアー、コーンフェリー・ツアーの出場権獲得を目指すことを宣言した。
その石川が挑戦するQTの現在の仕組みを紹介しよう。
米PGAツアーでは2012年を最後に予選会から直接PGAツアーの出場権獲得ができるシステムを終了。13年から予選会で得られるのは下部のコーンフェリー・ツアーの出場権だけとなった。つまりビッグステージのPGAツアーで戦う前に下部のコーンフェリー・ツアーで経験を積ませようというのがPGAツアーの考えで、あるいは石川のようにPGAツアーのカードを失った選手が再びカムバックできるための場所でもある。
QスクールやQTと呼ばれる現在のシステムだが、正しくはクォリファイング・トーナメントという。現在は4つのステージに分かれており、まずはプレクォリファイング (8月・全米7カ所)、ファーストステージ(9月・全米13カ所)、セカンドステージ(10月・全米5カ所)を経て11月のファイナルステージ(最終予選会)で行われる。
石川は20年の「全米オープン」予選通過選手としてセカンドステージからの出場が可能。もしくは10月12日現在で日本ツアーの賞金ランキング5位内に浮上すればファイナルからの出場が可能となる。
現在石川が出場を予定しているのは10月19〜22日の4日間、72ホールを米カリフォルニア州ミュリエタのベアクリークGCで開催されるセカンドステージ。一昨年の実績(※昨年は新型コロナウイルス感染拡大で中止)では78選手が出場し、20位タイまでの23名がファイナルへと進んだ。
今年のファイナルは11月4〜7日の4日間で72ホール大会をジョージア州サバンナのザ・ランディングクラブで開催。19年の実績では154名が出場し、その中で来季のコーンフェリー・ツアー出場権を得るのは40位(タイ)までとなる。
ただしこの40位までの全員が来季のコーンフェリー・ツアーをフルに戦えるわけではない。
シーズンのフル出場権を得るのはメダリスト、1位(タイを含む)の選手だけ。2〜10位までは2度目のリシャッフルが行われるまでの約12試合の出場権、11〜40位までは最初のリシャッフルが実施される約8試合の出場権を得るというもの。リシャッフルはその後4試合ごとに行われるので、成績を落とすと出場の機会を失ってしまうというなんともサバイバルな戦いとなる。
このQTを経てコーンフェリー・ツアーを戦い、PGAツアーへ昇格したトップ選手はたくさんいる。
13年のファイナルステージで3位に入ったのはトニー・フィナウ、ジャスティン・トーマス(ともに米国)。パットン・キジーア(米国)は14年のファイナルステージで21位。先週のPGAツアー、「サンダーソンファームズ選手権」でツアー通算2勝目を挙げたサム・バーンズ(米国)は17年のファイナルステージで10位。韓国のイム・ソンジェは17年のファイナルステージで2位に入り、18年のコーンフェリー・ツアーで翌年のPGAツアーカードを獲得している。
石川遼は13〜17年まで戦ったPGAツアーに戻るため、まずはセカンドステージ突破を目指し、ファイナルステージ進出を目指す。(文・武川玲子=米国在住)

<ゴルフ情報ALBA.Net>

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