ゴルフクラブを売る、買取、下取はお任せ!高額買取!

このエントリーをはてなブックマークに追加 LINEで送る

最新ゴルフニュース

母国大会で優勝に王手 松山英樹の崩れないマネジメント力で風を攻略

<ZOZOチャンピオンシップ 3日目◇23日◇アコーディア・ゴルフ 習志野CC(千葉県)◇7041ヤード・パー70>
母国開催の大会で、松山英樹が首位をキープし最終日に入る。3日目は4バーディ・2ボギーで「68」。3日間60台を並べてトータル10アンダー、2位に1打差で米ツアー7勝目を目指す。
スタートホールに現れた松山を温かく迎えた母国のファン。それに応えるかのように、完璧なティショットを披露した。ここはパーとしたものの、なりやまない拍手とどよめきが続くなか、距離の短い2番で3.5メートルを沈めてバーディを先行させた。
ところが4番の505ヤードのパー4ではドライバーを大きく右に曲げトラブルに。ただでさえ難しいホールで前方には木の枝。グリーン手前には大きく池が待ち受けるロケーションだ。ここで松山が魅せた。ギャラリーが取り囲むなか、ここが見せ場とばかりに、5番アイアンの2打目は低い弾道で飛び出すと、軽いフェードがかかりグリーンカラーまで飛んでいった。
これにはギャラリーも大喜び。コロナ禍ゆえに歓声を上げることは禁止されているが、思わず出てしまう大歓声と万雷の拍手に、気持ちよく松山も歩き出す。ここを難なくパーセーブすると、次のパー3ではティショットが池につかまるも、ボギーでしのぎ、6番パー5では2打でグリーン奥のラフまで運び、楽々バーディ。9番でも4メートルを沈め、再び“大歓声”がこだました。
後半に入ると急激に強まった不規則な風もあって、ショットがやや乱れ始めた。11番ではティショットをフェアウェイバンカーに打ち込むと、厳しいライからのセカンドがグリーンを大きくショート。それでもこれを寄せてパーセーブすると、14番でもティショットを大きく右に曲げたが、パー5ということもありパーを拾った。
「難しいコンディションの中、いいプレーはできたと思います」と結果には及第点。「ピンフラッグが逆に吹いたりすることもありましたけど、そこはうまくできたと思います」と、たびたび番手で悩む姿が見られたが、回る風への対応力を発揮し、ミスを許容範囲に収めた。
そして迎えた16番パー3。前日は2メートルを外してバーディを逃したホールだが、この日は下りの4メートルをしっかりとラインに乗せ、リベンジに成功した。最終18番パー5ではティショットを左に曲げると、18番には戻せず隣の9番に出すだけ。林越えの3打目はグリーンに届かず、1.5メートルのパーパットを外しボギー上がりとしたが、リードを守ったことに関しては「よかったんじゃないかと思う」と振り返った。
初日、2日目とパーオンホールが16だったのに対して、この日は13。ショット面では後退したが、ピンチをしのぐスーパーショットや小技で粘り通した。安定感を求めたいと大会前に話していたが、「自分が求めている安定感とは違う」と不満顔。それでもスコアロスを最小限にとどめるのが松山だ。
ここ2戦はパッティングに苦戦していたが、この日は27パットとここにきて総合的に調子は上昇中。日本開催という独特な空気感も関係している。「たくさんのギャラリーの方が来てくれているので、いいプレーをしたい」と、1日上限5000人のファンが松山の背中を押している。
「3日間で、いいポジションにつけられていると思う。明日いいプレーができればチャンスがあると思うので頑張りたいと思います。ベストを尽くして頑張りたい」
日本での優勝となれば、2016年11月の「三井住友VISA太平洋マスターズ」以来5年ぶり。2年前の第1回大会では米ツアー記録タイとなる82勝目を果たしたタイガー・ウッズ(米国)に競り負け2位。苦汁をなめた姿が印象的だった。その時と顔ぶれは違えど、米ツアーメンバーとして臨む日本開催。日本のエースとして、ここでの勝利は誰にも譲れない。

<ゴルフ情報ALBA.Net>

この記事のシリーズトップページへ

ピックアップコンテンツ

飛距離・スコアを上げたい

  • 安楽拓也プロのゴルファータイプ別飛距離アップレッスン アスリートゴルファー編
  • 安楽拓也プロのゴルファータイプ別飛距離アップレッスン アベレージゴルファー編

これからデビュー・初心者向け

  • 安楽拓也プロのゴルファータイプ別飛距離アップレッスン 初心者編
  • 世界のトッププロ達のスイング集

旬ネタ・スゴ技・エンタメなど

  • 話題のクラブを多角的に検証「ギア総研」
  • マーク金井の試打職人

練習場イベント

10月の買取強化倶楽部 あなたのクラブ高く買い取ります

クラブを買う・売る

ゴルフ初心者の方へ

ページトップへ戻るページトップへ戻る