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平均飛距離280ヤード　笹生優花はジョークも飛び出す好プレー「いいラウンドだった」

＜ゲインブリッジLPGA atボカ・リオ　初日◇27日◇ボカ・リオGC（米フロリダ州）◇6353ヤード・パー70＞
開幕戦は最終日にスコアを崩し6位に終わったが、笹生優花の新シーズンは今のところ順調といってよさそうだ。2戦目初日は6バーディ・1ボギーの「67」。首位と4打差の5アンダー・4位タイ発進を「いいラウンドだったと思います」と振り返った。
スタートホールとなった10番パー5で幸先よくバーディ発進。15番、17番でもバーディを奪い3アンダーで折り返した。後半に入っても1ボギーがありながら3バーディ。「ティショットも安定していましたし、パターも入ってくれたのでよかった」と、おおむね順調をアピールした。
風もなく好スコアを出すには好条件の1日。とはいえ、朝方まで降っていた雨によりランがあまり出ない状況だったなかで、この日笹生のドライビングディスタンスは280ヤードを記録。やはり飛距離のアドバンテージは大きかった。
平均で280ヤードを突破したのは笹生と281ヤードのビアンカ・パグダンガナンの二人。笹生は先週の開幕戦でもティショットのスコア貢献度1位に輝くなど、飛んで曲がらないゴルフは、すでにツアー屈指といえる。
加えて小技も冴えた。「アプローチが寄ってくれたのでよかった」と多彩な寄せ技を駆使し、スキのないゴルフ。「風がなかったので、アジャストする部分もなかった」と、涼しげに1日を過ごした。
米メディアから『コースの好きなところは？』と問われれば「バンカー、嘘（笑）」とジョークも織り交ぜることも忘れない。ちなみに昨年の米ツアーサンドセーブ率は1位。のびのびと“らしさ”あふれるプレーとトークを展開する笹生。今週も優勝争いに食い込む可能性は高そうだ。
<ゴルフ情報ALBA.Net>