<WMフェニックス・オープン 最終日◇13日◇TPCスコッツデール スタジアムC(米アリゾナ州)◇7261ヤード・パー71>
360度、スタジアムに囲まれた16番パー3。BGMやマイクパフォーマンスの演出に、スタジアム席の観客も飲めや歌えの大盛り上がり。決勝ラウンドでは2人がホールインワンを達成し、大歓声とともにビールの雨が降った。
そんな名物ホールで、優勝争いとは無縁の2人が最終日に注目を集めた。最終日に同組で回った、ハリー・ヒッグス(米国)とジョエル・ダーメン(米国)。組み合わせが発表されたあと、ダーメンが自身のソーシャルメディアである約束をつぶやいた。
『夢は叶う!沢山リツイートされたら、ヒッグスが明日の16番でシャツを脱ぐ!』
結果、7000件を超えるリツイート。10フィートのパーパットを決めたヒッグスがシャツをめくってファンをあおると、同じくパーで終えたダーメンもシャツを脱ぐ。2人でグリーン上を駆け回ってビールのシャワーを浴びた。
ちなみに、ヒッグスは49位タイで、ダーメンは62位タイ。最終日にこの位置で…といっては失礼かもしれないが、優勝争いに負けないくらい会場を沸かせるのは、この大会ならではだろう。一方で、神聖なグリーンで上着を脱ぐのは…という意見もありそうだ。あなたは2人のパフォーマンスをどう思うだろうか。
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