<トヨタジュニアゴルフワールドカップ 最終日◇24日◇白山ヴィレッジゴルフコース(三重県)◇7018ヤード・パー72(男子)、6358ヤード・パー72(女子)>
世界13カ国(男子7カ国、女子6カ国)のナショナルチームによる国別対抗戦、その名も「ワールドカップ」。4人中上位3人のスコアを採用する団体戦では、男子チームがカナダに3打差のトータル18アンダー、2位で最終日を迎えた。
だが、結果は2打及ばず。久常涼らが出場した2019年以来3年ぶりの開催となった今大会で、またしても2位で終えることになった。
関西高2年の大嶋港は「もっとチャンスがあった」と悔しげに話す。それでも「後半はもう100点に近いゴルフだった」という猛チャージをみせ、最終日はこの日のベストスコアタイとなる「67」をマーク。これで個人戦も2位タイに浮上した。
「団体は2位で頑張ったと思います。きのう、きょうで個人戦でも上に行けたので、自信にもなりました」。今年ナショナルチーム入りを果たした17歳は、日の丸を背負い、これからも高みを目指していく。
【そのほか選手のコメント】
■松井琳空海(りうら、四国学院大学香川西高1年)
成績:65、73、69 トータル9アンダー、個人戦2位タイ
「初日トップ発進だったので悔しさはありますが、そこもいい経験になりました。自分はまだ一番下なので、結果を残せなかったのは悔しいですけど、関係者の皆さんには感謝したいです。この先、来年も再来年もこの大会に出たいですし、出たら優勝したいですね」
■高田圭一郎(岡山県作陽高2年)
成績:68、72、74 トータル2アンダー、個人戦17位
「思うようなゴルフはできなかったかなと思います。すごく暑かったですが、影響はそんなになかったです。スコア的には全然ダメでしたが、外国人と触れ合うことができて、いい経験になったのかなと思います」
■古川創大(そうた、日章学園高3年)
成績:75、69、72 トータルイーブン、個人戦21位
「暑さのなか集中力をキープしていましたが、全体的に苦しい流れでした。振り返ってみると、日本なのでコース自体は違和感がなかったですが、海外のリアクションの大きさとかが面白くて、楽しみながら、観戦しながらゴルフをしているみたいでした」
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