<ザ・ノーザン・トラスト 事前情報◇23日◇グレンオークスC (7,346ヤード・パー70)>
プレーオフシリーズ第1戦「ザ・ノーザン・トラスト」が現地時間の24日(木)より開幕。レギュラーシーズンをポイントランク首位で終えた松山英樹はこの大会でも、米ツアー公式サイトの優勝予想番付で1位に。そんな優勝候補にこの日は心配なことが起こった。
涙をこらえる松山…全米プロのフォトギャラリー
松山はプロアマ戦で午前8時50分に1番からスタートしたが、中盤あたりから左右両方の臀部から大腿筋にかけて張りを感じ、ティショットを打ったあとに患部を抑えるしぐさもみせた。結局9ホールでプレーを止めることを決めて、後半は補欠で待っていたジェームス・ハーン(米国)に交代した。
ホールアウト後はファンにサインをしながら10番ティまで行ってハーンに挨拶をして終了。練習はできないためそのまま宿舎へ。「少し痛みを感じるので、大事を取って休みます」と話した松山。深刻な容態ではなさそうで、笑顔も見せながらコースを後にした。
圧勝した「WGC-ブリヂストン招待」と惜しくも優勝を逃した「全米プロ」ではマレット型のパターを使用していた松山。この日のパターはエースのピンタイプを使用していたが、前日には5本のパターを持って練習ラウンド、今週のグリーンに応じて決めるとしている。
前日の会見では年間王者に向け、「いつも通り良いプレーが出来ていればと思う。まあ目標にしてきたわけではないけど狙える位置にいる。正直、どういう意味があるのかわからないけど、トップ5にいたら狙えると思うし、最終戦までトップ5にいれたらと思う。自分のベストを出せれば、いける自信はある」と話していた松山。
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