日本ゴルフツアー機構(JGTO)は6日(水)、5月30日に開催された国内男子ツアー「日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ」のプロアマ戦で、参加した招待客が、片山晋呉の応対に不愉快な思いをし、プレー続行を断念したという事実を発表した。
同機構の準則には、「プロアマトーナメントの重要性を鑑み、プロアマトーナメントに出場する同伴アマチュアに不適切な対応をしたり、不快感を与えるような態度をしてはならないこと」と明記されている。この違反は懲戒・制裁事由の1つと定められており、JGTOとして、今回の事態について重く受け止めていることが述べられた。
すでに当事者からの聞き取りは済んでおり、今後は調査委員会を設置し、さらなる聴取対象の範囲を広げ、事実関係の認定を行う予定。それに基づき、6月中に懲戒・制裁委員会を開催し、片山に対する処分の要否などを決定するとしている。
また再発防止に向け、規程などの改正を含む再発防止策を講じ、選手の意識改革を進めるための方策を決定することも併せて発表された。
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