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白熱の展開に「面白かったでしょうね」悔しさ押し殺し青木瀬令奈が見つけた課題

＜サマンサタバサ ガールズコレクション・レディース 最終日◇15日◇イーグルポイントゴルフクラブ（6,588ヤード・パー72）＞
一時は単独首位に立った青木瀬令奈だったが、最後は有村智恵に振り切られた。トータル11アンダーは有村に2打及ばず2位。終盤の後退が響いてしまった。
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昨季までウェア契約をしていた主催者のサマンサタバサに恩返しの優勝を果たしたかった。強い気持ちを持ってスタートした前半はスコアを3つ伸ばし、後半も13番でバーディを奪った。後続も追ってくる展開にさらにスコアを伸ばしたかったが、悔やまれるのは15番パー5だった。
「1.5メートルくらいでした。迷ったまま打ってしまった」という1打は無情にもカップ右をすり抜け、手痛いパー。この時点で有村と並んだが、続く16番ではボギー。その後スコアを伸ばした有村に突き放された。
白熱の展開だったが、青木は自身の位置を把握していなかったという。「18番のティグラウンドで初めて状況を知りました。途中はスコアボードを1回も見ていなくて。（15番のパーは）惜しいことをしたなとも思っていなくて。でも面白かったでしょうね（笑）」と、悔しさをかみ殺して1日を振り返った。「今までは自分しか見ていなくて、これからはもっと客観的に。最後の4ホールはこれからの課題ですね」。
昨季ツアー初優勝を遂げ、トップ選手の仲間入り。コンスタントに成績を残したが、今季は今ひとつ調子が上がっていなかった。ここにきての優勝争いで自信を深めたに違いないが、2勝目をつかむまでには至らなかった。この日見つけた課題を克服し、早い段階で次なる勝利をつかみ取る。
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