2018年 No.1フェアウェイウッド!
私マーク金井が2018年気になったクラブに、キャロウェイローグスターの5番ウッドを選んだのには理由があります。ローグはドライバーも非常に人気で、2018年の人気モデルベスト3に入ると思いますが、ローグの5番ウッドがとにかく飛ぶんですよ。 一般的にはフェアウェイウッドといえば3番ウッドですよね。僕はあまり3番ウッドを使わず、5番ウッドを使います。5番ウッドはロフトが18°ときっちりあるので、ボールが上がりやすい。いまどきのクラブは、フェアウェイウッドも低スピンで飛びますから、3番ウッドはティーショットで打つときにはいいんですが、地面から打つとボールが上がりづらいです。
ローグスターの5番ウッドは何がいいかというと、ロフトがしっかりあることと、5番なのにスピン量が多くない。ロフトが大きいから打ち出しが高い。よくドライバーでは高打ち出し低スピンといいますが、ローグスターの場合は5番ウッドが高打ち出し低スピン。
加えて、ローグスター5番ウッドはヘッドが大きいんです。アドレスすると5番ウッドという感じではなく、4番ウッドくらいに感じます。
打ってみますよ。音を聞いてください。この音です!いい音しますよね。(※記事の最後に動画があります)
これは打ちやすい。フェアウェイから2打目に打つには2018年の一番です。キャロウェイはローグからフェアウェイウッドにも2つの柱、ジェイルブレイクテクノロジーを採用しています。
キャロウェイは昔からフェースの弾きがいいんです。それに加えてジェイルブレイクを採用してますます強くなった。これは3番ウッドだと言ってもいいくらい飛びます。本当に気持ちいいんですよ、打つと。
アマチュアゴルファーは3番ウッドが好きな人が多いですが、アメリカツアーのプロゴルファーは15°を使っていないプロがけっこう多いです。ダスティン・ジョンソンはドライバーの次は16°とロフトの多いクラブを使っています。3番ウッドが欲しい人はバッグの中に入れておいてください。でも実践的に使えるクラブは5番ウッドです。フェアウェイウッドで飛ばしたかったら、このローグスターのように、ミスに強くて飛距離がガツンと出るクラブを使ってください。
純正シャフトは僕が打っても違和感はないですが、少し軽いです。ドライバーで60グラム台のカスタムシャフトを使っている方には、ローグスター5番ウッドの純正シャフトは50グラム前後とかなり軽いと思います。
ドライバーにSpeederやツアーAD、Diamanaの60グラム台のシャフトを使っている方で、フェアウェイウッドを安定させたい場合、お金はかかりますが60グラム台のシャフトにリシャフトすることをおすすめします。または、ゴルフパートナーでリシャフトした中古クラブを探すのもいいかもしれません。
ティーショットを打った後、セカンドで飛距離を稼ぎたい、ミスにも強いクラブが欲しい。日本では女子プロゴルファーにローグのフェアウェイウッド人気が高いのも、2打目にウッドを使う機会が多いからです。やさしさと飛び。キャロウェイというブランドは、フェアウェイウッドを作るのがうまいです。その集大成が、ローグスター5番ウッドです。これは迷わず買ってください。
ローグスター5番ウッドはポテンシャルが非常に高いクラブです。フェアウェイウッドで距離とやさしさがほしい場合には、2018年ナンバー1と言ってもいいクラブです。
動画はこちら↓
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#1 PING G400 MAXドライバー10.5°(ALTA DISTANZA)
マーク金井 (プロフィール )
1958年9月16日生まれ身長183センチ、 大阪府出身、血液型A型。ゴルフ雑誌編集者を経てフリーに転身。これまで試打したクラブは1,000本を越える。豊富な知識とシングルの腕前でクラブの試打&レポートをゴルフ雑誌やネットで展開。