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マーク金井の試打職人

<スッパ抜き試打!>

 飛距離が出て抜けがいい!ぶっ飛び系コンボアイアン
 
 

★キャスコ ドルフィン ブラックアイアン★

ブラックバージョン登場!

今回はキャスコのドルフィン。ドルフィンといえば、キャスコ独自のドルフィンソールのサンドウェッジが大ヒットしましたね。バンカーが苦手な人でもシャクッと出るんです。パーンと弾くのではなくシャクッと出るので、あのクラブは面白かったんですよ。そのコンセプトを引き継いだドルフィンアイアンですが、今回は限定のブラックバージョンを試打します!

 

ぶっ飛び系コンボアイアン

5番と7番のデザインが違うので、最初に見たときは違うモデルかと思いました。5番と6番が中空、7番から下はキャビティバックのコンボアイアンです。

ミドルアイアンは中空、7番から下はキャビティバック。中空には中空のよさがあり、キャビティにはキャビティのよさがあります。そのよさを生かして番手ごとに設計されています。

ドルフィンアイアンは飛距離にこだわっていて、7番のロフトが27°です。最近の飛び系アイアンの7番は30°くらいですから、27°というのは、ぶっ飛び系ですね。ロフトが立っているので、9番とPWの間に10番アイアンがあります。 スチールシャフトは日本シャフトのZelos8、もともとシルバーですがブラックにコーティングされています。非常に凝った作りですね。グリップは非常に密着感があるロイヤルグリップです。カーボンシャフトの方は、ヘッド、シャフト、グリップまで黒で統一されていて、ヘッドのロゴ、グリップエンド、グリップのロゴがブルーで、デザイン性が高いです。

 

★キャスコ ドルフィンブラックアイアン #7 Dolphinオリジナルカーボン(R)★

フェースが薄いのにソフトな打感

ドルフィンウェッジは打ったことがありますが、ドルフィンアイアンは打ったことがありません。撮影前にも打っていないので、初めて打ちます。打ってしまうとインプレッションにならないですからね。まずはカーボンの7番アイアンから試打します。素振りしてみると、軽い!軽いですね。シャフトは49グラム。トルクは4.3、キックポイントはミッド、まん中です。軽いクラブは、慣れないとトップします。軽さに負けないように打ってみます。う~ん、やっぱりちょっとトップ気味です。軽いです。ダフるつもりで打ちます。オッケー!打てました。意外な打感です。キャビティバックでフェースが薄いのに、打感が柔らかいです。

この薄いフェースの中に衝撃吸収素材が入っているそうです。こんなに薄いのに樹脂が入っているので、ネチャッという打感です。ソフトな打感!そして樹脂が入っているのに、鍛造!どうやって作るんですかね?初めてです。27°ですから球が低いですね。感覚としては5番アイアンくらい飛んでますね。27°だと5番のロフトに近いですからね。

 

★キャスコ ドルフィンブラックアイアン #5 Dolphinオリジナルカーボン(R)★

ロフトが立っているのに球が上がる!

5番アイアンは中空。構えてみると5番という感覚がありません。ロフトが21°なので4番か3番に近いですね。21°のアイアン、僕はあまり打ったことがないですが、打てるのかな?。構えた感じは、ロフトが立っていてユーティリティみたいです。打ってみます。打てちゃった!

5番と7番でロフトが6°違うんですが、驚いたことに、あんまり球が低くならなかったんです。5番の弾道はもう少し低くなるのかなと思っていたら、予想したほど低くならないんです。それはなぜかというと、中空アイアンだからです。中空にすることで、重心を深くしやすいのでボールの打ち出しが高くなります。うまく考えられていますね。5番も同じキャビティバックにしていたら、スピン量や打ち出しがこんなに出ないはずです。通常、21°は球が上がらないですから。中空とキャビティのコンボにした理由は、5番でも球を上げるためですね。

 

★キャスコ ドルフィンブラックアイアン#7/#5 N.S.PRO Zelos 8(S)★

ヘッドの重さを感じられるアイアンらしいアイアン

続いてスチールシャフトの7番を打ってみます。日本シャフトのZelosの特徴としては、軽いです。日本シャフトといえば軽量のNS950が人気ですが、さらに軽くしたものです。そして、Zelosは非常にしなります。

構えてみると、スチールの方がヘッドの重さを感じやすいです。打ってみます。お~、しなる!アイアンらしいアイアン!個人的には重めのアイアンに慣れているので、Zelosの方がシャフトがしなるしヘッドが入りやすいです。個人の好みが出ますが、Zelosはけっこう打ちやすいですね。 面白いですね。こういうクラブを使うと、飛距離に関してゴルフがラクになります。5番を打ってみましょう。ダフりました!Zelosの方がトップのミスが出づらいです。もう一発打ちます。うん、アイアンらしいです。

 

シャフトは試打して選ぶべし

スチールとカーボン、どちらを選ぶか。軽いからカーボンがいい、という一般論ではなく、好みですね。Zelosはそんなに重くないですし、しなりもカーボンに近いくらいあります。悩みどころですね。両方打ってみて、合う方を選んでください。マーク金井に答えをききたい、マーク金井はどっちを買うか?と言われたらZelosですね。スチールの方が僕は打ちやすかったです。僕は普段アイアンは7番からしか入れてません。5番、6番は入れてないんです。ドルフィンブラックアイアンはそのあたりを考えられていますね。基本セットは7番から4本です。ユーティリティを使う人は7番から、ユーティリティを使わない人は5番から買えます。

 

飛距離が出て抜けがいい

ドルフィンブラックアイアンは、飛距離に特化しています。そしてドルフィンウェッジと同じように、ソールの抜けがいいです。バンスを使って打つより、抜けるアイアンが好きな人に向いています。このアイアンはバンスが強くないので抜けていきます。はねるアイアンよりも抜けていくアイアンを使いたい人、飛距離を出したい人にはドルフィンブラックアイアン、おすすめです。

 

マーク金井 (プロフィール )

1958年9月16日生まれ身長183センチ、 大阪府出身、血液型A型。ゴルフ雑誌編集者を経てフリーに転身。これまで試打したクラブは1,000本を越える。豊富な知識とシングルの腕前でクラブの試打&レポートをゴルフ雑誌やネットで展開。

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