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マーク金井の試打職人

<どこよりも早い?!スッパ抜き試打!M5/M6>

今回は、皆さんが今一番気になっているクラブを試打します。テーラーメイドといえばMシリーズ!MシリーズのニューモデルといえばM5とM6!

 

★M5 ドライバー 10.5° S(KUROKAGE TM5)★

 

軽量化してフリーウェイトが増えたM5

まずはM5からご紹介します。ソール部分に特徴的なレールがあります。前作のレールはY字でしたが、M5は変形のT字でレールがついています。ウェイトが直線ではなく、曲線で動きます。ソール部分のカーボンの面積が以前より増えていますね。そして、クラウンのシルバーの面積がかなり薄くなり、カーボンの面積が増えています。ということは、軽量化してフリーウェイトが増えたということですね。

 

赤いビスの正体はジェル注入口

そして一番気になるのが、フェースの赤いポッチ!広告で初めて見たときから、この赤いポッチ2つが何なのか、気になってました。これは実は、ここからジェルを注入するんです。

なぜジェルを入れるのか。テーラーメイドによると、まずは全てのモデルで反発性能係数をルールの上限を越えるように作ったということです。いわいるルール適合外の高反発にしたんですね。そこから、車でいうとリチューンをして、性能を少し落とすように、フェースの2つの赤いビスからジェルを入れることでフェースの反発は低くした、と。一個ずつすべての個体の数値を計測して、適合値のギリギリまで反発を下げるためにジェルを入れる。数字ギリギリのものを作るのではなく、超えてからピタッと戻すというわけです。ジェルを入れるという技術、これが今回のテーラーメイドの一番の注目点です。

 

打音は静かで初速が速い

シャフトはテーラーメイドオリジナルですね、三菱ケミカルのKUROKAGE。ワッグルすると、KUROKAGEらしくしっかりしていますが、少しだけ手元がしなります。今回試打するスペックは10.5°ですが、リアルロフトも10.5~11°くらいではないでしょうか。アドレスすると、なんだかヘッドが大きく見えます。

どんな感じなのか打ってみます。音はけっこう静かです。手に持ったボールをフェースで弾いてみても、音が静かなんです。プロゴルファーは、音が出すぎるクラブにジェルを入れて打音を調整することもあります。M5はジェルが入っている音がしますね。音の感じは、キャロウェイのエピックフラッシュと真逆ですね。もう一球打ちます。初速はけっこうビシッと出ますね。

 

M5はまさに上級者が求めるクラブ!

M5はツアープロがすでに使用しています。ヘッドの投影面積はすごく大きいですが、M5のキャラクター(特徴)を一言でいうと「プロユース」という感じですね。ツアープロは派手な音より静かな音を好みますし、コントロールがしたい人が多い。M5はツアープロ用に作られていますが、打ってみると本当にそんな感じがしますね。シャフトもしっかりしています。前作のM4に比べると、少し長いです。

テーラーメイドのMシリーズといえばツイストフェースですよね。フェースを意図的にねじれさせて打点が上下にずれても左右への曲がりを軽減する技術ですが、今回のM5にもツイストフェースが搭載されています。 前作よりフェースが弾く感じがありながら、音がしっとりしている。まさに上級者が求めるクラブですね。シャフトKUROKAGEは50グラム台ですが、バランスがいいですね。

 
 
 
 

★M6 ドライバー 10.5° S(FUBUKI TM5)★

 

M6はシンプルに飛ばしたい人向け

続いてご紹介するのは、M6!M6の方はきわめてシンプル!特徴としては、カーボンの面積が多いのと、ウェイトがかなり入っています。40グラムくらい(※正確には46グラム)入っています。つまりヘッドのみだと160グラム程度とかなり軽く作られています。これはすごい技術です。M6はシンプルに飛ばしたい人向けのクラブです。

構えてみると、ヘッドが大きいですね。シャフトは三菱ケミカルのFUBUKIです。ワッグルしたときに、先ほどのKUROKAGEよりもFUBUKIの方が手元のしなりが大きいです。これもシャフトが長いですね。

 

M6はM4よりつかまりがよくなった!

打ってみましょう。面白いな~。うん、面白い!前作のM4は慣性モーメントが大きくて、スイートエリアが広かったんですけど、僕のイメージではつかまりにくかったんです(つかまりにくいというユーザーの声が届いたのかもしれません)。それが今回、マイナーチェンジされております!M6もM5ほどではないですが、M4と比べて明らかにつかまりが良くなりましたね。これなら、M4で右に行ってしまう人も使えるんじゃないですかね。右にプシュッといく感じがありません。音はおとなしいですが、M5に比べるとM6の方が音があります。でも、静か。そして右に全然スッポ抜けない!これはびっくりしました!

ウェイトがいい感じに効いていて、重心アングルが少しついていますね。

シャフトの手元がしなるので、インパクトのタイミングを待ちやすいクラブです。シャフトのおかげもあってM4より明らかにつかまりがいいです。カーボンの面積がM5よりさらに大きくて、160グラムのヘッドに40グラムのウェイトが付けられる技術に、先進性を感じますね。

 

M5/M6どっちを選ぶ?

ウェイト調整機能が欲しい人はM5、シンプルに飛ばしたい人はM6がいいでしょう。

僕はずっとM3を使っていました。M4は買ったんですが打てなかったので、すぐにゴルフパートナーに持って行きました。早い方が高く売れますから(笑) 今回、私マーク金井がM5/M6どっちを買うの?と聞かれたら、M6です!前作よりつかまりもよくなっていますしね。すぐに予約して、購入したらまた皆さんに試打インプレッションをお伝えしたいと思います。

動画はこちら↓

 

マーク金井 (プロフィール )

1958年9月16日生まれ身長183センチ、 大阪府出身、血液型A型。ゴルフ雑誌編集者を経てフリーに転身。これまで試打したクラブは1,000本を越える。豊富な知識とシングルの腕前でクラブの試打&レポートをゴルフ雑誌やネットで展開。

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