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マーク金井の試打職人

【テーラーメイドSIM GLOIRE】2020年10月9日発売SIMグローレの新旧徹底比較!<スッパ抜き試打!>

 

 

★【新モデル】SIM GLOIRE 9.5° Air Speeder TM (S)★

 

SIMグローレはMグローレの後継モデル

今回はテーラーメイドでございます。テーラーメイドといえばツアー選手がたくさん使っているSIMがありますが、今回はSIMグローレ!ご存じのとおりテーラーメイドにはツアーモデルのSIMシリーズと、アベレージゴルファーといいますかアマチュアゴルファーでそんなにヘッドスピードが速くないゴルファー向けのクラブとして球がつかまるグローレがあります。僕が初代グローレを初めて打ったときのインパクトは今でも覚えています。前回はMシリーズとグローレが合体してMグローレになりました。そのMグローレの後継モデルとなるのがSIMグローレ!当然、SIMとグローレの良さを足して2で割らない!

 

低重心で大きな重心アングル

発売前のクラブなので資料がなにもない状況ですが、クラブを見ればある程度のことはわかります。SIMの一番の特徴としてイナーシャジェネレーターと呼ばれているツノがあります。SIMグローレのクラブの底にはツノというほどではありませんが半分くらいツノらしきものがあります。

クラブの底を見て気づいたのが、段差がついています。ヒール側が盛り上がっていてトゥ側が削られている。トゥ側を軽くしてヒール側にはウェイトをちゃんと載せる。これは球をつかまえる基本で、トゥが重くなれば重心距離が長くなるし、重心アングルを大きくしたほうが球はつかまるし、重心距離をあまり長くしないほうがつかまるということで、ヒール側にウェイトを置いて、トゥ側はカーボンの網目で重量を軽くしている。

そしてヒール側のウェイトが実際にはどれくらいの重さがあるかは別にして、重いんだよとアピールをしています。SIMグローレを見た印象でのグローレらしさは球のつかまりやすさではないでしょうか。そしてこのカーボンクラウン。この白い部分がチタンで黒い部分がカーボンです。Mグローレを比較のためにあとでお見せしますが、この白い部分がSIMグローレはかなり薄く、THINといいますが薄くなっています。カーボンが多いということはフリーウェイトを増やしたい、この辺がMグローレとSIMグローレの違いです。見た目でかなり違います。

 

軽くてしっかりしたシャフトでヘッドスピードを上げる

シャフトに目を転じると、シニアゴルファーを意識しているんでしょうね、純正シャフトにAir Speederが入っています。Air SpeederというのはSpeederの中でも最軽量です。Air Speederを入れていることでSIMグローレの対象ゴルファーというのは、ヘッドスピードがそんなに速くない人、シニアゴルファー、少し軽めのクラブでヘッドスピードを上げてやろうという人向けですね。これは今までのグローレの流れです。ただね、今ワッグルして感じたことはシャフトがあんまりしならない。

シャフトの手元側の白い部分がけっこう剛性が高くて、先が動く。やわらかくて軽く振るだけのクラブではなく、軽めで少し硬めのシャフトで、ある程度自分の力もちゃんと使ってヘッドスピードを出しやすいクラブになっています。

 

ツイストフェースでブレに強い

フェースはテーラーメイドのお家芸であるツイストフェース。打点のブレに強い。そしてやはりテーラーメイドといえばソールの溝ですね。Mグローレには溝がはっきり見えていたんですが、今回は溝の部分に樹脂が埋まっています。溝の効果もありつつ、見た目はかなりスッキリしています。

 

直進性が高く安定して250ヤード超え

今回試打するSIMグローレは9.5°のSですのでスペック的には割とハードです。アドレスするとフェースがストレートです。つかまえるためのフックフェースなんていう気遣いはナシ!クラブの性格から考えてヘッドスピードを少し遅めに軽めに打ってみます。お!なにこれ。軽めなのにほぼ250ヤード、ヘッドスピード42m/s。このシャフトだとヘッドスピード42m/sくらいがちょうどいいと思います。いきなり低スピンで248.8ヤードです。なるほどね、打ってみて感じたのは、見た目はつかまりを意識していますがすごくドローするクラブというわけではないですね。直進性が高い感じがします。けっこうシャフトがしっかりしています。 もう一回打ちます。僕は普段フェードなので、ちょっと今ドロー気味にインサイドに入れたんですけど、そしたらヘッドスピード41.5m/sで256.5ヤードと結構いい数値ですが、スピンが少ないですね。SIMもそうですが低スピンで飛ばそうというのが意図として感じられます。SIMグローレはヘッドスピード42m/sくらいで打つといい感じですね。安定して250ヤード超えますね。ヘッドを少しインサイドに入れているだけなんですが、インサイドに入れたとたんに球のつかまりが非常にいいです。

 

SIMグローレは限りなくSIMに近い!

少しカットに入れて打ってみます。249.6ヤード、ヘッドスピード41.6m/s。カットに入れてもそんなに極端に右に行かない6.2Rです。やっぱりSIMに近いですね、かなり。今までのグローレはつかまるというイメージがありますが、SIMグローレの直進性のよさは限りなくSIMに近い。これが僕の第一印象です。じゃあSIMでいいんじゃないかと思われる方も多いと思いますが、やはりそこはグローレなのでヘッドの重さやシャフトがSIMだとハードだよねという方にいいですね。ヘッドスピードがあまり速くなくて力がそんなにない、少し軽いクラブを使いたいという方に向けて、ジャパンマーケット、アジアマーケットをかなり意識したモデルです。

 

 

★【旧モデル】M GLOIRE 9.5° Speeder EVOLUTION TM (S)★

 

ゴルフパートナーの試打ですから、前作と打ち比べたいと思います。ゴルフパートナーは総合ゴルフショップですので、新品のみならず中古クラブも取り扱っています。試打職人としては古いモデルと打ち比べないとね。新しいのもいいけど、古いのはどうなの?ということでMグローレ!先ほども言いましたが、Mグローレの方はフェース付近の溝がはっきり見えます。一番の違いがクラウンの白い部分の幅がMグローレの方は広い、対してSIMグローレは薄い。モデルチェンジによってカーボンの面積をより増やしています。MグローレのシャフトはSpeederです。Air Speederではありません。これもテーラーメイドとフジクラの共同開発です。

 

爽快な音を求める人にはMグローレもアリ

打ってみましょうか。うん、いい音!ポテンシャル高いね~。約250ヤード。1ヤード2ヤードの細かい数値でいえば新しいSIMグローレのほうがスピンが少ない分だけ飛距離は伸びています。が、クラウンの白い部分が広い分だけ音がいいです。打ったときの音的には金属的でカキーンという爽快な音を求める人にはMグローレは大いにアリ!だと思います。僕の打った感覚ですが、Mグローレのほうがグローレらしいヘッドの返りやすさがあります。テーラーメイドといえばカチャカチャの弾道調整機能ですが、グローレには新旧とも調整機能は付いていません。メーカーは調整ができない分きちんと設計しないといけない。グローレは初代からつかまりを意識して作られています。SIMグローレはつかまらないわけではないけれど、よりニュートラル。何でもかんでも球をつかまえるのではなく、SIMグローレは直進性の高さをうたっているクラブではないでしょうか。

 

 

グローレシリーズはヘッドが軽いので振り切りやすい

MグローレもSIMグローレも共通していえることですが、SIMと比較するとヘッドが軽めです。ヘッドが軽いので振り切りやすい。重いヘッドの方が初速は出やすいですが、重いと振り切りにくいというデメリットがあります。グローレシリーズはヘッドスピードが遅めであまりパワーがないゴルファーでも振りやすいチューニングがなされていると思います。 SIMグローレのほうが飛距離が伸びる!? もうちょっとSIMグローレを打ってみます。安定していますね。シャフトが軽い。ふぉ~!!マーク金井62歳!ヘッドスピードは43m/sで年相応なんですけれど、数値の出づらいトラックマンで飛距離が260ヤード!出ちゃいました。 よくね、モデルチェンジすると10ヤード飛ぶなんて言いますが、じゃあ10年前のモデルより100ヤード飛ぶのか?という厳しいご意見をいただくこともあります。僕は今打ち比べた体感的には、10ヤード伸びるなんてことは言いません。そんなに簡単にクラブは変えられませんから。でも打ち比べた感じでは、飛距離の差がはっきり出ました。この差はクラブの軽さも影響していると思いますが、スピン性能ですね。もちろんフェースの弾きはルールで決まっていますからギリギリで作っているとは思うんですけど。SIMグローレのほうが体感的には3~5ヤードくらいは飛距離が伸びる可能性があります。もちろんシャフトのタイミングの取りやすさも影響しますから、人によってはMグローレのシャフトのほうが打ちやすければ対等に行くと思います。

 

 

つかまえたいならMグローレ 飛ばしたいならSIMグローレ

今回SIMグローレを打ってみて思ったのは、限りなくSIMに近いグローレだということです。ではグローレらしさはどこかといういと、SIMだとちょっと重い、ハードだな、50歳以上でちょっと体力が落ちたかなというゴルファーには迷わずSIMグローレをお勧めします。Mグローレとどっちにしようか迷っている方は、クラブで球をつかまえたいならMグローレ、1ヤードでも飛ばしたい、直進性の高さが欲しい、軽くて振りやすいAir Speederを使いたいなら迷わずSIMグローレをお勧めします。

 

 

 

マーク金井 (プロフィール )

1958年9月16日生まれ身長183センチ、 大阪府出身、血液型A型。ゴルフ雑誌編集者を経てフリーに転身。これまで試打したクラブは1,000本を越える。豊富な知識とシングルの腕前でクラブの試打&レポートをゴルフ雑誌やネットで展開。

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