新品クラブ、中古クラブが豊富なゴルフショップはゴルフパートナー
買取コラム連載
知っておきたい!中古クラブ買取の世界
中古クラブアドバイザーコラム Vol.21
暦の上では「秋」となる9月、いよいよゴルフシーズン到来です! ゴルフ場のご予約はお済みでしょうか?
今回のテーマも、前回に引き続き人気メーカーの『クラブ知識問題』です。9月8日に新モデル『Bシリーズ』を発売したブリヂストンゴルフについて、ゴルフパートナーの『中古クラブアドバイザー』1次試験の類似問題を出題したいと思います。
前回(第20回)のコラムで「(1次試験では)特に『クラブ知識』や『クラブ系譜』については、お客様が安心してクラブを買取査定に出していただけるよう、非常に重要な項目として位置付けています」とご紹介したところ、読者の方から「『クラブ知識』や『クラブ系譜』では、具体的にどのような問題が出ますか?」というご質問をいただきました。
そこで、今回は類似問題を出題しつつ、『中古クラブアドバイザー』の試験では『クラブ知識』や『クラブ系譜』を重要視している理由も併せてご説明します。
では、問題にチャレンジ!
難しかったでしょうか? それとも簡単でしたか? では、解答と解説を見ていきましょう。
<問1>
正解:②(2011年)→①(2013年)→③(2014年)→⑤(2016年)→④(2019年)
・クラブ系譜について
学生時代に歴史を学んだ際には、まず年表を覚えたのではないでしょうか? 『中古クラブアドバイザー』の試験でも、各メーカー・各ブランドがどのような新モデルを発売したかを時系列で把握していることが求められます。『クラブ系譜』の学習により、形状の変化やテクノロジーの進化、価値の流れをつかむことで、お客様のクラブの価値を正しく把握することができるからです。
<問2>
正解:③(アジャスタブルカートリッジ3.0)
2021年に発売されたB1ドライバーでは、5つのウェイトポートによる弾道調整が可能な『アジャスタブルカートリッジ3・0』が採用されました。ウェイト重量も前作の「TOUR B X」ドライバーで搭載された『7g』から『9g』に増え、調整幅が拡大されています。さらに、9月8日に発売される『B1STドライバー』では『アジャスタブルカートリッジ for B1 ST』へと進化し、フェース面に2か所、バック側に1か所のウェイト可変機構を搭載。計14g、6パターンのウェイト配置で、より繊細なチューンが可能になっています。
<問3>
正解:③ 湯原プロの名前『信光』の『ミツ(32)』からつけた
正確なショットと美しいスイングで活躍した湯原プロが監修したモデル『TOURSTAGE NB-32』の名前の由来は、『NB』は『信光』の『信(ノブ)』、『32』は『光(ミツ)』でした。
ちなみに、米ツアーでも活躍した丸山茂樹プロが使用したモデル『MR-23アイアン』は、丸山プロの『マル(MR)』と伝説的バスケットボール選手のマイケルジョーダンの背番号『23』から名付けられました。
・商品知識について
モデルごとの性能を正しく理解することは、お客様のクラブのお悩みを正しく理解する上で重要です。ご自身のゴルフスタイルとクラブの性能が合っていないために、お悩みになる方は少なくありません。
また単にクラブの性能を理解するだけでなく、使用プロのトピックなども併せて理解することも、お客様が安心してクラブを預けられるために重要だと考えています。
お客様の大切なクラブの価値を見極めるため、またお客様に最適なクラブをご提案するために、『中古クラブアドバイザー』を始めとするゴルフパートナーのスタッフは、クラブの商品知識や系譜知識の習得に努めています。お使いのクラブの性能やメーカー・モデルの系譜などでわからないことがあれば、ぜひお近くの中古クラブアドバイザー在籍店舗にお問い合わせください。
厳しい試験に合格したスタッフだけが名乗れる『中古クラブアドバイザー』はいわば「中古クラブのスペシャリスト」であり、現在全国に372名おります(2023年8月現在)。
中古クラブアドバイザーが在籍している店舗は下記ページでご確認いただけますので、ご不要になったクラブがあれば、ぜひ無料査定にお持ちください。ここからは、『中古クラブアドバイザーの声 vol.21』をご紹介します。
※動画内の「買取マイスター」は旧資格名称になります
―― ゴルフパートナーでの経歴を教えてください。
オ 世界一の店舗数・在庫数を誇るゴルフパートナーの経営哲学を身につけたいと思い、2020年8月にゴルフパートナーコリアに入社しました。韓国のゴルフパートナー店舗で4ヵ月間インターンとして働いた後、2020年12月からゴルフパートナーつくば店で副店長として3年間勤務しております。
―― 日本と韓国のゴルフ文化・ゴルファーの違いは何でしょうか?
オ 日本のアイアンセットは6番からのものが多いのですが、韓国では5番からが必須なので、韓国のメーカーは5番からのセットで販売しています。韓国ではクラブはアイアンが基本で、「長い番手を使えるようになったら短い番手も使えるようになる」という理由で、5番からのセットをお求めになる方が多いようです。韓国で人気があるのは韓国プロの使用率が高く、日本の女子ツアーでも活躍しているぺ・ソンウプロも契約してい「タイトリスト」ですね。
―― 中古クラブの購入や利用について、韓国と日本の違いはありますか? また韓国では、ゴルフクラブの買取・買替というサービスは一般的なのでしょうか?
オ 日本と同じように、韓国でも中古クラブ使っている方や昔の名器を探している方は多いです。日本同様にクラブ買取サービスや買替キャンペーンもありますが、韓国では委託によりクラブを売買される方が多いのが特徴です。2018年にゴルフパートナーは韓国に初出店し、現在5店舗を運営していますが、多くのゴルファーにご利用いただいています。
―― 前回(第5回)の中古クラブアドバイザー試験で合格しましたが、資格を取得したいと思ったのはなぜですか? また、資格を取得してから変わったことはありますか?
オ お客様が愛用されていたクラブを安心して買取に出せるお店を作りたいと考え、中古クラブアドバイザーの資格を取得しました。資格を取得してからは、責任感を持って他のスタッフに商品知識を共有しています。また、お客様がクラブの買取で満足していただけるように、全スタッフが中古クラブアドバイザーの資格を取得することをサポートしています。
―― 今回のコラムでは「クラブ知識問題に挑戦!(ブリヂストンゴルフ編)」と題し、ブリヂストンに関する中古クラブアドバイザー1次試験の類似問題を出題しています。ブリヂストンゴルフは9月8日に新しい『Bシリーズ』発売しましたが、過去モデルにも有名プロが使用し、大ヒットしたクラブがたくさんあります。現在の中古市場での人気はどうですか?
オ 前作の『Bシリーズ』もつかまりが良いので人気がありますし、『TOUB B JGR』は初心者でも使いやすいクラブで、ブリヂストンゴルフのクラブは中古市場でも非常に人気があります。当店には最新の『Bシリーズ』の試打クラブがあり、また中古クラブも多数取り揃えておりますので、ブリヂストンゴルフのクラブをお探しの方は、ぜひご来店ください。
―― 思い出に残るクラブ買取のエピソードはありますか?
オ お客様に買取クラブをお持ちいただいたのですが、その中にあったピンG400のドライバーだけ「ヘッドが少し違う」と思い、ゴルフパートナーのコピー品情報を調べたところ偽物であることがわかりました。お客様にお伝えすると「ネットで買ったから合わないと思ったけど、やっぱり偽物だよね。ゴルフパートナーは信頼できる」とのお言葉をいただきました。そのお客様は、今でもつくば店にお見えになります。
―― ゴルフパートナー つくば店の特徴を教えてください。
オ ゴルフパートナー つくば店は300坪と広々としており、駐車場は99台分、試打席は6打席あります。最新クラブや人気クラブに加え、ゴルフウェアも豊富に取り揃えております。クラブやゴルフ用品、ウェアなどをゆっくりお選びいただけるお店です。また、社内資格である『クラブセッティング診断士』も3名在籍しておりますので、クラブ選びでわからないことがあれば、お気軽にゴルフ好きのスタッフにお声がけください!
―― 最後に、現在ゴルフパートナー つくば店で買取を強化しているクラブを教えてください。
オ 特に、フェアウェイウッドとユーティリティの買取を強化しています。お客様に最適なクラブをご提案し、よりご満足いただける『クラブセッティング』を体験していただくためには、中古クラブはいくらあっても足りません! 合わなくなったクラブやご不要になったクラブがあれば、ぜひゴルフパートナー つくば店にお持ちください!